初期設定では赤枠の所にあらかじめ1つの「無限遠光源」が設定されている。
現実世界ではありえないことだが、ここで新規作成でいくつも「無限遠光源」を追加できる。
白べたの所で色も変更出来る、下の明るさと環境光を変化させて状況を作り出す。
背景を光源にして「パストレーシング」でレンダリングする場合は環境光を「0」にする。
この円のワイヤーフレームはシーン全体を包みこむ球に見立てていて、白い点が太陽の光源になる。
左が左半球、これは上のビューで設定した図になる。ビューをクリックしてその位置関係を確認すれば分かる。
光源の方向は左半球のフレーム内をクリックすれば変更される。右半球は左の裏面を見た位置になる。
「影」の右端は影の色を変えることが出来る。「ソフトネス」では影のボケ具合を設定。
影をレイトレーシングでレンダリング
この「ソフトネス」は残念ながらProfessional版のみの対応。他のBasic、Standard版ではここをいくら設定しても単に普通の影としか表示されない。しかし、微妙なぼかし具合をレンダリングするには他の方法がある。
「基本設定」タブから「ブラー」を設定することでぼかしが出来る。
ブラーだけの変更だと綺麗なぼかしが出来ないので他の設定も変更する必要がある。上がその設定した値である。
参考として、明るさは:0.87 環境光は:0.16
完成。少し左端の影が縞々になっているが、もっと設定にこだわると綺麗になるのかもしれない。
レンダリング後、影にノイズ入る場合は、その他のタブで「レイトレーシングの画質」で「200」くらいにすると
ほとんでノイズが消えるらしい。
その分レンダリング時間がかかるようになる。