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.polファイルの実際
下の画像は、ハウステンボスでの実際の作業になります。
X-Plane 10.25r1-65-1

上の画像で、.polファイルで作成されているところが2箇所あります。運河のwater.polと、道路のroad.polファイル。water.pol(運河)は上の画像では海の色と運河の感じがわりあい自然に見えますが、角度によっては自然に見えません。海の場合、遠くは明るく光が反射したように見えますが、この.polファイルで作成した運河はその反射がありません。反射がないので奥行きがなく平面になるのです。
この海のような光の反射を表現する解決方法をご存知のかた、是非、ご教授お願いします。どこを探しても、その方法を見つけることができませんでした。

具体的に、まずroad.polファイルから
road.polファイル
今回作成した road.pol ファイルは、次のとおりです。
A
850
DRAPED_POLYGON

LAYER_GROUP markings +3
TEXTURE road.png
SURFACE asphalt
SCALE 1 1
上から3行がヘッダーになり、これは.polファイルであるという宣言みたいなもので、決まり事ですので必ず必要です。

LAYER_GROUP markings +3 は、レイヤーを作成するときに使用します。

X-Plane本番.rwsw

このように、下の運河と道路が重なったときに、どちらを上にするか、下にするかを指定します。従って、この道路と、運河の.polファイルは同じレイヤー名になっているということです。グループのレイヤー名は(terrain, beaches, shoulders, taxiways, runways, markings, airports, roads, objects, light_objects, cars)のどれかに属することになります(どの名前にするかはあんまり深く考える必要はないのかも)。
「+3」はレイヤーの階層順を指定します。この下のなるのは「+2」ということになります。「0」から始めて上に表示されたら次は「+1」ということになります。

TEXTURE road.png はこの道路に貼り付ける画像を指定します。

road
512512のサイズ

X-Plane 10.25r1
実際の道路です、レンダリングを超高解像度にしています。

ここの道路には石畳がいいかなと思い、これを使いましたが、上空からはまったっく意味をなしていません。道路に着陸したときにこの絵柄がわかります。

SURFACE asphalt
は、表面の感じです。アスファルトにしていますが、これは飛行機が着陸したときに車輪がどう反応するかということですので、実際は指定する必要はないのかもしれません。

SCALE 1 1 は、1メートル
1メートルの大きさで、タイル状に繰り返し画像が貼られます。

water.polファイル
今回作成した water.pol ファイルは、次のとおりです。
A
850
DRAPED_POLYGON

LAYER_GROUP markings +2
TEXTURE water.png
SURFACE water
SCALE 1 1
LAYER_GROUP markings +2 これは道路より下になるように「+2」となっています。レイヤーの上下がうまくいかない場合はここを変更するとうまくいきますよ。

SURFACE water は、「water」とすることにより、運河に船を浮かべることができます。飛行機をこの運河の上に着陸させると水だから、沈没してしまいます。

X-Plane 10.25r1-1
運河を「water」指定にすると、海上と同じ状況になる。

他の説明は road.pol と同じです。

WEDで .pol ファイルのテクスチャがプレビューされない場合
WEDで、このポリゴンを設定したときに、テクスチャがプレビューされない場合があります。メニューのView>Pavement Transparency>Solidを選択すれば表示できます。

_Applications_X-Plane 10_Custom Scenery_RJFU_earth.wed.xml-4
枠だけで内容が表示されていない

名称未設定 3
ここの選択で内容が表示されるようになる

_Applications_X-Plane 10_Custom Scenery_RJFU_earth.wed.xml-5
うまく表示された状態

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