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X-Plane コクピットの自作に挑戦!
X-Planeのコクピットの自作
ここに、低価格で X-Planeのオリジナルコクピットを自作できる例が紹介されています。
まずは、ご覧下さい




ここに紹介されているのはTeensyというボードですが、例題として、X-Plane用にプログラムされたスクリプトまで用意されていて、このビデオのようなことは以外に簡単に実現できます。
しかし、それを応用してオリジナルの自作コクピットを作成するには、かなり苦労すると思うのですが、それでも、こうやってX-Planeと自作のロータリーエンコーダで周波数を設定できるということには非常に興味深いことです。
このコード使ってArduionUNOでも出来ないかと思ったのですが、このTeensyボードは一般的なボードとは違うようで、X-Planeとのやりとりはこれしかできませんでした。

早速、実行に移してみました、最初の難関はこのTeensyというボードを海外(アメリカ)から手に入れなくてはならないということです。ここだけがチョット敷居が高いのです。

ここがその購入できるサイト:
https://www.pjrc.com/teensy/td_flightsim.html

私が購入したのは上の動画にも写っている「Teensy 2.0, $16.00」です。送料が $10.79でした。どうせ購入するなら「Teensy++ 2.0, $24.00」のほうがよかったかなと後で思いました。ピンが沢山ある分、一度に、色んなことが出来るということです。

エアーメールで約10日位で無事到着したのですが、このエアーメール、たまにですが行方不明になることがあるようで、そうなったら探すのは不可能なので別のしっかり管理できる送付方法でご注文をとあるのですが、送料が高くなってしまいます。私の場合は、いままで3回ほど注文しましたがまったく問題はありませんでした。いずれにしても、注文する際にはその覚悟も必要かもしれませんね。どこか日本でも販売してくれると嬉しいのですが……。


iPhoto-1
購入したTeensy 2.0、名前のとうり非常に小さいです。


Teensy 2.0を使って見ましょう。セットアップの仕方はサイトにも、英語ではありますが詳しく書いてあります。不明な点があったらそちらを見てください。



他には、プログラミングをするために Arduino が必要です。
この後インストールするTeensyduino 1.29 は、Arduino バージョン 1.0.61.6.5-r5 1.6.71.6.81.6.9がサポートされています。これ以上のバージョンもあるのですが使えませんので注意してください。使える最新 1.6.9をダウンロード します。

Teensy 2.0のセットアップ

クイックインストールの手順
1、TeensyControlsプラグインを取得し、それをX-Planeの Resources/plugins フォルダにコピーします。
ダウンロード先:TeensyControls X-Plane Plugin 1.0(32 & 64 bit, X-Plane 10.20 or greater)

plugins

ダウンロードすると、このフォルダが出来ます。これをX-planeのpluginsに入れます。このTeensyが簡単にX-Planeと通信できるのはこのプラグインのおかげです。それと、Teensyの動作状況をこのプラグインで確認することもできます。


2、
Teensyduinoをインストールします。バージョン1.29(1.08)は、フライトシムコントロールをサポートする最初のものです。

ダウンロードTeensyduino

ダウンロードするとdmgファイルになります。ダブルクリックでインストールするとTeensyduino.appができます。インストール先は適当な場所でいいです。


※以下のインストーラを実行する前に、Arduinoソフトウェアをダウンロードしておく必要があります。

「Teensyduino」はTeensy用のライブラリをインストールします。


実際にアプリを起動したところ、中央の画像をダブルクリック

Teensyduino

このインストーラを実行すると、ArduinoソフトウェアにTeensyサポートを追加します。


インストーラーが起動したところ(1.20になっているが1.29も同じです)

Teensyduino 1.20 Installer
Nextをクリック

ここでチョットArduinoのある場所を探しあぐねるかもしれません。
私の場合はApplicationsフォルダに入れていたので最初にあるApplicationsを選択したけど、違う場所でした。
homeをクリックして、../ をクリック、そこに「Applications」が出るのでそれが目的の場所でした。


Teensyduino 1.20 Installer
Teensyduinoをインストールするには、先にインストールした「Arduino」のアプリを選択します。

Teensyduino 1.20 Installer-7
Allを選択してNextをクリック。

Teensyduino 1.20 Installer-2
Installで終了です。
このアプリはTeensyのためのライブラリをインストールするためにだけに使うので、これで使用済みになります。



3、Arduinoを実行します。Tools > Boardsの中のTeensy2.0をまず選択します。

名称未設定-1
これ、最初は戸惑いますが、Board:"Arduino Uno"とかになっているかもしれませんが、
このサブメニューのTools > Boardsの中で自分が使っているTeensyに合わせて、私の場合はTeensy2.0を選択します。



その後、Tools > USBタイプがアクティブになるので、その中のメニューから「Flight Sim Controls」を選択します。

名称未設定
これで、X-Planeと通信ができるようになります。


点滅(blink)例を開きます。テストで実際のプログラムをTeensyに入れて実行してみます。

4、File > Examples > Teensy > USB_FlightSim > BlinkTransponderの

名称未設定-2
File > Examples > Teensy > USB_FlightSim > BlinkTransponderの点滅(blink)例だが、このように選択するようだ


5、開いた
BlinkTransponderプログラム、Teensyボードに書き込むために「Upload」をクリックしてください。

Blink | Arduino 1.0.6
Uploadは実際はこのようになっている


この時点で、Teensyでうまく書き込みが実行されない場合がありますが、その時、TeensyLoader が自動で起動して、何をしなければならないかを教えてくれます。その指示に従ったやればうまく行くと思います。

Teensy
TeensyLoaderによる指示(これが出たらこのボタンを押す)


6、X-Planeを起動します。X-Planeからの信号がTeensyボードに入ってきて、その信号がLEDによって点滅します。

PJRC Store
ここが点滅

X-Plane 10.30r2X-Plane 10.30r2-1
Plugins > TeensyControls > Show Communicationをクリックすると、


X-Plane 10.30r2
うすいグレーが表示され、その中に点滅にあわせて文字が表示されます。X-Planeをポーズにすると、点滅も止まります。
X-PlaneとTeensyが連動しているのがこれで確認できます。1と0で点滅と消灯を繰り返しています。



トランスポンダの通信信号の点滅が、X-PlaneとTeensyの両方でシンクロして実行されている様子がわかります。これで設定がうまくいっているのを確認できました。
これがうまくいったら、次は
Nav1の周波数の設定をロータリーエンコーダで行うという、最初の動画と同じことを行ないましょう。

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