「紅の豚」に登場する飛行艇「SAVOIA S.21」プラモデルを作成してみた

「紅の豚」に登場する飛行艇「SAVOIA S.21」プラモデルを作成してみた

2026年6月22日

子供から父の日プレゼントで、このプラモデルをもらった。
この箱を見て、蓋を開けた瞬間、子供の頃の懐かしい気持ちが蘇った。

このプラモデルを是非完成させたいという思いを強く思った。

SAVOIA S.21の内容

販売元:愛知県豊橋市老津町的場53-2(有)ファインモールド

箱のパッケージ

箱を開いた中身の一覧

A & D ランナーTree、ポルコフィギュアと台座 Figure & Base

BランナーTree

CランナーTree

デカール Decal、G & P ランナーTree

ランナーからのパーツの取り外しと部分組み立て

このパーツの取り外しは、説明書を最初から最後まで一通り読み終わってから、説明書通りに順を追って行う必要がある。

明らかに部分を組み立てた方が良いというパーツは組み立てまで進める。バラバラになって分からなくなる可能性があり、塗装や、組み立てで問題が無い部分はパーツの取り外しとともに組み立ても行った。

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パーツの組み立て

組み立ては、特に塗装のことを常に頭に入れて組み立てる必要がある。組み立て前に塗装するか、組み立て後に塗装するかを判断する必要があるので、ここでの判断は重要になる。その判断の基準は組み立て後でも塗装がやり易いか、やり難いかで判断すると良いと思える。
自分自身も素人なので、やってみないとわからない点が多々ある。

塗装の準備

自分にとって、子供の頃に作ったプラモデル以外は別にして、初めてに近い作成になる、スプレーガン等は揃えることが出来ないので手塗りの塗装ということになる。

最初にやることは、プラモデルに使うカラーを調べることから。

各部の塗装はGSIクレオスMr.カラーの番号を⬜︎内の数字で、続けて色名を表示しているとのこと。
◯で囲まれた数字は付属のデカール(水転写シール)の番号。

水性の方が塗りやすいということなので以下の塗料を選択した。

GSIクレオス 水性ホビーカラー

価格はほとんど220円だった。

2 ブラック(黒)
8 シルバー(銀)
9 ゴールド(金)
13(53) ニュートラルグレー
17(64) RLM71 ダークグリーン
19 サンディブラウン
28(18) 黒鉄色
33(12) 艶消しブラック
40 ジャーマングレー(ピッタリはない、H-32ダークグレー)
41(H-47) レッドブラウン
44(H-27) タン(ライトブラウン(タン))
51(44) 薄茶色
55(H-81) カーキ
61(H-76) 焼鉄色
62(11) つや消しホワイト
66(26) デイトナグリーン
68(86) モンザレッド

カラーナンバー対応表

説明書ではGSIクレオス・Mr.カラーで指定してあるので、以下の表でMr.カラーと水性カラーを比較している。

GSIクレオス・Mr.カラーGSIクレオス・水性カラー
C1 ホワイト(白)H1 ホワイト(白)
C2 ブラック(黒)H2 ブラック(黒)
C8 シルバー(銀)H8 シルバー(銀)
C9 ゴールド(金)H9 ゴールド(金)
C13 ニュートラルグレーH53 ニュートラルグレー
C17 RLM71ダークグリーンH64 RLM71ダークグリーン
C19 サンディブラウンH66 RLM79サンディブラウン
C28 黒鉄色H18 黒鉄色
C33 つや消しブラックH12 つや消しブラック
C40 ジャーマングレーH32 ダークグレー
C41 レッドブラウンH47 レッドブラウン
C44 タンH27 ライトブラウン(タン)
C51 薄茶色H44 薄茶色
C55 カーキH81 カーキ
C61 焼鉄色H76 焼鉄色
C62 つや消しホワイトH11 つや消しホワイト
C66 デイトナグリーンH26 デイトナグリーン
C68 モンザレッドH86 モンザレッド
C72 ミディアムブルーH42 ブルーグレー

最初の組み立てと塗装

ここで注意すべきは、塗装をいつするかが非常に重要になってくる。
私の場合は、下の画像の右側の細々した操縦席周りの塗装は最初にせず、組み立ててからやってしまった。従って操縦席周りは塗装がうまくいっていない。

どのパーツもまず必ず塗装を済ませてから、組み立てを行うのが鉄則である。
但し、2つ組み合わせて一つのパーツになる場合は最初に組み立ててからが塗装しやすい。
ここで左の2枚は、塗装をしてから組み立てたのだが前の黒色の部分の後ろにあるパーツの下になる台座は先に塗装を済ませてからその上にパーツを載せたが塗装がスムーズに行える。

後になって色々反省することがいっぱい出てくるが、これも経験をしないとわからないことである。

以下は胴体内部のパーツの組み立てと塗装済みの状態。
こんなに苦労して作業してきたこの部分、完成するとほとんど見えなくなる。懸命に作ってきたのに、なんか複雑な気持ちである。

先ほど説明した見えなくなる、胴体の底板に乗っているパーツの完成品である。

胴体の底板と上の胴体部分を重ね合わせると、綺麗に合わせられないという状態になった。

まず一つ、前方の機関銃、これが胴体に当たるという状態が発生。
更に一番後ろの操縦席の周りの籠のようなパーツ、胴体の内部でどこかで当たっているような感じがする。
何気なく組み立てのだが、この組み立てに注意が必要。

組み立てを始める時から、胴体とうまくハマるかを確認しながらやる必要がある。
とにかく、この籠の組み立てが不安定でフニャフニャするので、接着剤がうまく付かず、思い通りに組み立てられなかったことが問題だった。
まず、籠の前の仕切りを底板に固定することから始めた方がよかったかも。そうすれば安定して他のパーツを組み立てやすい感じなる。

更に底板には縁があり、ここに胴体の縁が入ってくるのでパーツがはみ出さないように注意が必要。

エンジンとエンジンカバーを組み立てる前の状態。

基本塗装において、モンザレッドのような鮮やかな赤の場合、バックに下塗りとして白を塗ってから色を乗せると書いてあるが、手塗りの場合は必要なのか非常に考えた、どうしても手塗りの場合、厚塗りになってバックに白を乗せると塗装が非常に厚い感じになってしまった。塗装においてエアーブラシを使わない手塗りの場合、白バックは必要ないのでは?と思う。
私の場合、実際は白で下塗りをして、バックにモンザレッドを上から塗装した。

それにしても手塗りは難しい、相当やりこなさいないと思い通りの感じには仕上がらないと思う。
厚塗りによって塗りムラが出てしまう。

手塗りの作業で大事なのは最初から綺麗に塗るということをあんまり意識しないこと。
もちろん一発で綺麗に塗れればそれに越したことは無いが、まずムラになった状態になるので、それを気にしないでどんどん塗っていくということ、特に端の方で小さい塗り残し等が出た場合も無視して広い面をどんどん塗っていく感じ。
2度目の塗りは一旦完全に乾かしてから、細いところの塗り残しを塗って、ムラになっている面を再度塗って、少しでも仕上がりが綺麗になるようにするということである。
その時も、2度塗りした場所がまだおかしい場合は、再度乾くまで待ってやり直すということを繰り返すとうまくいくと思う。乾いていない状態でまた塗ると悪くなるだけである。

塗料の粘土が非常に重要で、こればかりはやって覚えるしかないと思う。しっかり色が乗って、尚且つ筆がスムーズにいく感じ、非常に難しい。

作業台の風景

マスキングをした緑と白のラインを入れたが、そこら辺にあるマスキングテープを使ったせいか酷い状態になってしまった。押さえているつもりでも塗装の粘度で水っぽくなると沁み込むようだ。
この後、手作業で何とか修復して見たいと思う。

マスキングを失敗してしまった

以下は、マスキングで失敗してはみ出た塗装を修正した状態。
手作業でラインを修正したが塗装が段々厚くなってしまい、やりにくくなるばかり、これも経験が必要ということ。

かなり綺麗になったと思うが、やはり最初のマスキングをチャントする必要がある。

結論として、綺麗に塗装するにはスプレーが必要ということになる。
慣れない人が手作業で塗るとどうしてもムラになり厚く塗ってしまう。

手作業でも白の下塗りをして、本塗りを一度で完成する程度ならかなりいい仕上がりになるが、修正しながら、色々塗り重ねているうちに厚くなってしまう。

最後に大きなパーツの組み立て

いよいよボディの上下合体前。
あれだけ苦労して作成した内部だが、合体すると下の中身が全く見えない状態になる。

この上下の合わせに組み合わせで、苦労してかなり時間を浪費してしまった。

主翼とエンジン、フロートの組み立て。

主翼に対して水平尾翼が少し左に傾いているように感じる。ただ置くだけなので修正のしようが無い。
気にしないことにした。

台車とポルコ・ロッソの立像と

この小さなフィギア、塗装は投げ出したくなるようなレベル。
何度も何度も塗り直してやっとここまで作成したが、アップで見るととても見るに堪えない。
これ以上続けて描き直すことを諦めた状態。

上出来とは言えないこのポルコ・ロッソ、気が向いたら再度、修正に挑戦してやってみたい。

完成しました!

素晴らしい作品が完成したとはいかなかったが、それなりに満足している。

尾翼の緑と白の赤のカラー、マスキングテープのしっかりしたものも使っていないので、残念ながら漏れ出して後の修正で苦労してしまった。

全体的に手作業の塗装ということで、やはりムラが出て厚塗りになってしまっている。
小さなフィギアは手作業でやることになるが、大きな面はやはりスプレーが必要になる。いろんな作業をする上で、どうしても塗装面を手で触ってしまうので手垢がついてしまう。ビニールの手袋でもして作業をするのだろうか?

課題がいっぱい見えてくるプラモ作りではあったが、
79歳で久しぶりにワクワクしながら作ったプラモにとても興奮して楽しかった。