X-Plane でのシーナリー作成<6 - 6>
X-Plane用の.objファイルを配置する方法は「OverlayEditor」と「WED(WorldEditor)」の2つの無料ソフトがあり、どちらでも配置することが出来ます。それぞれ特徴があるので、この2つを使い分けると便利かもしれません。
OverlayEditorで配置でオブジェクトをX-Planeに配置
OverlayEditorのインストール
Blenderで作成された「saikoro.obj」ファイルをX-Planeに配置するには「OverlayEditor」というアプリ(無料)が必要です。それぞれのOSにあったものをダウンロードします。




OverlayEditorの使い方
始めて起動するとwxPyhtonが必要とでるかもしれません(Pyhtonとは違います。wxPyhtonです)。インストール後、起動するとX-Planeの位置を聞いてきますので、指定してやります。
このOverlayEditorを起動する前に、オブジェクトを配置したい空港用のフォルダを作成しておきます(OverlayEditorで作成する方法もあり)。
私は長崎空港にオブジェクトを追加したいので「RJFU」フォルダを作成します(このフォルダ名は重要ではない、名前は半角英数字で自分が分かれば何でもいい)。そのフォルダを配置する場所は、X-Plane 10のCustom Sceneryの中です。したがってX-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/ということになります。
そのRJFUの中に作成した「saikoro.obj」ファイルをいれます。
(X-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/saikoro.obj)
※objectsフォルダを用意するなら(X-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/objects/saikoro.obj)となる。
準備が出来たら、OverlayEditorを起動します。
最初に新しい景色パッケージを作成するために

正常に読み込まれたら、右上には、Custom Sceneryフォルダ内の「RJFU」にあるsaikoro.objが表示されています。
(,obj拡張子は表示されない)

画面中央に配置されました。(小さくて見えない場合は拡大をする)

このフォルダがCustom Sceneryの「RJFU」フォルダ内に出力されます。
この中には2つのファイルが入っています。
このOverlayEditorを起動する前に、オブジェクトを配置したい空港用のフォルダを作成しておきます(OverlayEditorで作成する方法もあり)。
私は長崎空港にオブジェクトを追加したいので「RJFU」フォルダを作成します(このフォルダ名は重要ではない、名前は半角英数字で自分が分かれば何でもいい)。そのフォルダを配置する場所は、X-Plane 10のCustom Sceneryの中です。したがってX-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/ということになります。
そのRJFUの中に作成した「saikoro.obj」ファイルをいれます。
(X-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/saikoro.obj)
※objectsフォルダを用意するなら(X-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/objects/saikoro.obj)となる。
準備が出来たら、OverlayEditorを起動します。
最初に新しい景色パッケージを作成するために

ボタンを押します。- 新しい景色パッケージの名前を指定する。多くの人々は、
<空港名>(例:EGLC London City)の規則を使用しますが、それはあなた次第です。 - [OK]を押します。
OKをクリックすると、Custom Sceneryフォルダ内に「RJFU」が作成されます。
既に作成されていたらアラートが出るので、OKを押し、キャンセルをクリックして次へ進みます。
モデル化するエリアに行くために ボタンを押します:
下のウインドウが表示されます。
- 「Airports by name」列(左側の枠内)をクリックして、名前をタイプします。または、「Airports by code」列(右側の枠内)をクリックして、 ICAOコードを入力し探す方法があります。(チョットとまどいますが、とにかく枠内をクリックして直接入力すると、リアルタイムに入力された文字が検索され、最終的に表示されます。失敗したら最初からやり直します。)
- 出てきた空港を選択し、[OK]をクリックします。
長崎空港が読み込まれました。
- この空港の滑走路に3Dオブジェクトを配置しようとしています。右の欄には、「RJFU」内の「objects」フォルダに入っている「saikoro.obj」ファイルが表示されるはずですが、上のように表示されて何も読み込まれていない場合は、
から「RJFU」を指定して読み込み直してください。

正常に読み込まれたら、右上には、Custom Sceneryフォルダ内の「RJFU」にあるsaikoro.objが表示されています。
(,obj拡張子は表示されない)
- 右のメニューからこの「saikoro」を選択してください。下のスペースには、このsaikoro.objのプレビューが表示されます。
- このsaikoro.objを配置する為に
ボタンを押します。画面の中央に配置され、それが選択されていることを示すためにピンク色に着色されています(オブジェクトが小さいと滑走路を拡大しないと表示されないかもしれません。マウスのスクロールボタンで拡大縮小が出来ます)。

画面中央に配置されました。(小さくて見えない場合は拡大をする)
- オブジェクトを回転させるために、Q(反時計回り)とE(時計回り)キーを押し続けてださい(半角英数キーを押し続けることで回転する、小さなステップで回転させるにはCtrlキー、大きなステップで回転させるにはShiftキーを押し続けます)。その現在の方向は、下のステータスバーの一番右側に表示されています。
- クリックしてその位置を変更するためにオブジェクトをドラッグするか、 W(上移動)、S(下移動) 、 A(左移動)とD(右移動)キーを使用することができます。
- 完成した場合には、
ボタンを押してパッケージを出力します。

このフォルダがCustom Sceneryの「RJFU」フォルダ内に出力されます。
この中には2つのファイルが入っています。
早速、X-planeを起動して確認してみましょう!
何も表面のテクスチャ画像が貼られていないグレーのサイコロが滑走路の真ん中に出現します。後は、これに画像を貼ってそれらしく作成すれば完成となります。
テクスチャマッピング編を完了していたら、画像が表示されているはずです。
これだけです。あなたの最初の風景のパッケージを作成しました。
必要な場合は、この風景のパッケージに追加のオブジェクトを配置し続けることができます。おそらく、
Tool bar, Main windowとこの文書のList of objectsも多分読んで、勉強しなければならないでしょう。
- シーナリー作成の為の準備
- Blender 2.6 & XPlane2Blenderプラグイン
- Blenderで3Dオブジェクトの作成
- テクスチャマッピング
- WEDアプリで配置
- OverlayEditorで配置(このページです)
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