Mobiflight 9.3 から inputにシフトレジスタ「74HC165」を使って、Arduinoの入力ポートを増やせるようになった。
入力シフトレジスタを使用する(例:74HC165)
ピンの配置
プルアップ抵抗を入れている。これによって安定した入力ができるようになる。ここではボタンを4つしか使っていないが、未使用のピンも空白にしないで抵抗を入れてピンの状態を安定させておく必要がある。
もしこのプルアップ抵抗(10kΩ)を入れないとチャタリング状態になり、スイッチを入れていないのの小刻みに動作したりするので必ず必要になる。
Latch:SH/LD(74HC165の1番ピン)上図(Arduinoの13ピン)オレンジライン
Clock:CLK(74HC165の2番ピン)上図(Arduinoの12ピン)水色ライン
Data:QH(74HC165の9番ピン)上図(Arduinoの11ピン)ピンクライン
実際にパーキングブレーキのオン・オフを実行してみる。
InputShifterを追加、例としてピンは以下の設定で行っている。
Inputsタブを選択して「74HC165_Input」を作成。
以下は設定無し。
以下は設定無し。
ここでの設定のみ、Deviceを「InputShifter」の5番のスイッチを選択している。他の設定は以下の通り。
これで問題なくパーキングのスイッチが5番のボタンをクリックするたびにトグルでオン・オフになる。