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Google Search Consoleの
サイトマップレポートを活用する方法

この解説は以下のビデオを参考にしました。
https://www.youtube.com/watch?v=JlamLfyFjTA&feature=emb_logo

自分のサイトに設置するサイトマップは、自分のサイトのURLをGoogleが収集すべきかをどうかを知らせる信号になります。

XMLサイトマップを作成して検索エンジンに通知する事でインデックスまでの期間が大幅に短縮されるという実験結果もあります。Search Consoleを活用して、「sitemap.xml」を登録してクローラーを呼び込みましょう。

サイトマップは、最近作成または変更されたページのURLを知らせて、それに関連する追加情報を伝達します。
Googleは大きく4つの種類の追加情報をサポートします。
  • images - URL extension:URLアイテムの画像の情報を追加することができます。
  • videos - URL extension:ビデオに関する情報を追加することができます。
  • language/country version - hreflang annotations:他の言語をサポートする場合、追加の言語サポートをに関する情報や追加国家支援に関する情報をいれることもできます。
  • recent updates (news sites) - sitemap vartion:最後に、ニュースサイトであれば、それに特化したサイトマップを使用して、グーグルに最近行われた変更を知らせることができます。
実際はサイトマップを作らなくても、Googleはサイトの全てのページを見つけることができます。

一般的に、あなたのサイトが全体的に小さく、ページ同士のリンクがうまくされている場合、Googleのロボットはあなたのページを見つけることができます。したがって、サイトマップを提供していなくても特に問題ありません。

しかし、あなたのサイトが、非常に大きい場合、GoogleがこのサイトのWebページを収集する優先順位を決定するように支援します。あなたのページが孤立しているか、ページ同士よくリンクしていない場合は、Googleがそのページを見つけるのに役立ちます。
新規サイトやニュースサイトのようにページがすぐに変わる場合、サイトマップこのコンテンツを見つけるのに役立ちます。
そして多くの場合、サイトマップは役立ちますし、サイトマップがあって悪いことは1つもありません。

サイトマップの作成の仕方

ウエブサイトを作成するシステムは、自動的にサイトマップファイルを作成するものもあります。
手作業でサイトマップを作成することも出来ますが、自動化されたサイトマップを作成することをおすすめします。
サイトマップには含めることができるURLの数とサイトマップのファイルサイズに制限があります。
複数に分けて、より多くの情報を含めることも可能です。
これらの全てのサイトマップファイルをインデックスの形で作成して、サイトマップを一度に送信することもできます。
そうすれば、複数のサイトマップを一つに管理することができて便利です。

自分のGoogle SearchConsole(グーグルサーチコンソール)にアクセス

SearchConsoleに表示されるサイトマップのレポートを確認します。あなたがサーチコンソールに直接登録したサイトマップのみが表示されます。

つまり下の赤枠に登録された分だけが表示されるということです。
サイトマップ


robots.txtファイルを使用して発見されたか、または他の方法で発見されたサイトマップの情報は表示されません。
しかしながら、Googleのロボットや他の方法で発見したサイトマップでもサーチコンソールに送信して、エラーや警告メッセージを確認することはできます。

ここでは、レポートを一度見回してみましょう。
SearchConsoleに移動し、左側のサイトマップタブを選択して、レポートを開いてみてください。
サイトに設置したsitemap.xmlファイルが表示されます。サイトのどのディレクトリに入っていても探し出して表示されるようです。

以前に提出したサイトマップがある場合、各サイトマップについては、次のような情報を見ることができます。
サイトマップの種類、たとえば、XML、テキスト、RSS、Atomなどを読み込むことが出来ます。
下のところでは「型」のところに表示される分です。XMLの場合は「サイトマップ」となっています。sitemap.txt は「テキスト」となります。

サイトマップ


送信、最終読み込み日時、ステータス(読み込み成功かエラーの判定)、検出されたURLの順番にあります。
正常に収集されたサイトマップの場合、上の画像の右端のような3本グラフのアイコンが表示されるます。表示されていないのはクローラーがまだ巡回に来ていないということだと思います。まだそのサイトを検索しても探すことは出来ないでしょう。
つまり、この「成功しました」という意味は、クローラーが探すことが出来る状態になっているということです。巡回が済めば検索にも引っかかるようになるはずです。


右端のグラフアイコンをクリックすると、サイトマップに基づいて、インデックスの範囲のレポートを確認することができます。
下の場合は有効なページの数を表示しています。除外されたページ数も確認できます。

カバレッジ


また、サイトマップにエラーがある場合でも、部分的に読むこともできます。

あなたのサイトマップ提出状況が「成功(緑テキスト)」であれば、心配がありません。

もしエラーがある場合は、その行をクリックして詳細を確認してください。
サイトマップ


全エラーリストと各エラー毎にどにょうに解決するかサーチコンソールのヘルプセンターの情報を見ることができます。

サイトマップ


「サイトマップがHTMLです」となっているので、エラーを確認するとsitemap.xmlとちゃんとなっていますが、内容が間違っています。

config_apps_sample_php_-_polo-web_com


これが実際に記述されていたもの、1行の簡単なもの。これインデックス? サイトマップでないのは間違いありません。
エラーになるはずです。


名称未設定2


正式のサイトマップファイルを記述して入れます。以下が作成し直したもの。

sitemap_xml


新しく作成したサイトナップを指定の場所に配置しました。ここではhttps://polo-web.com/Music/のディレクトリです。
そのサイトマップを探すように送信するには、ただサイトマップレポートに行ってサイトマップのURLを入力します。そして右端の青色「送信」ボタンをクリックするだけ。

サイトマップ

サイトマップ


最初は、「サイトマップを送信するには、サイトの所有者の認証が必要です。」これが出るかも。

_34__Sitemaps_in_Search_Console_-_Google_Search_Console_Training_-_YouTube


エラーだったhttps://polo-web.com/Music/sitemap.xmlが正式に読み込まれました。「成功しました」に変わっています。

サイトマップ


よく見ると、ステータスは成功しているが、右端のアイコンが表示されていません。多分クローラーがまだ拾っていないといことだと思います。巡回するまで待つ必要があります。


サイトマップ

◎ 不要になったサイトマップを削除することが出来ます。

既に提出したエラーのサイトマップは、もはや必要でないので削除します。エラー以外でも同じ方法で削除できます。
削除する行をクリック。

サイトマップ

次に右上の3点アイコンをクリックすると、サーチコンソールから削除することができます。
サイトマップ

これで削除することが出来ます。

一つ注意する点は、サーチコンソールでサイトマップを削除しても、Googleがそのサイトマップや、その中に入っていたURLを検索から除外することはありません。

Googleがページを収集しないよう、Googleで除外するようにするには、あなたのサイトマップを削除して404エラーを返すようにする必要があります。あるいはrobots.txtで収集制限する必要があります。これが本命ですね。

プロパティの削除

左上に表示されるURLのプロパティ、ここでは追加の設定はあるのですが、削除がありません。
これを削除するには左側の「設定」タブをクリックします。そこで右下の「プロパティを削除」を選択するだけです。
再び作成することもできます。



設定