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Blenderで作成された「saikoro.obj」ファイルをX-Planeに配置するには「WorldEditor」というアプリ(無料)が必要です。それぞれのOSにあったものをダウンロードします。

アプリケーション-1-1WorldEditor | X-Plane Developer

WorldEditor(WED)の使い方
このWorldEditor(WED)を起動する前に、オブジェクトを配置したい空港用のフォルダを作成しておきます。
私は長崎空港にオブジェクトを追加したいので「RJFU」フォルダを作成します(このフォルダ名は重要ではない、名前は半角英数字で自分が分かれば何でもいい)。そのフォルダを配置する場所は、X-Plane 10のCustom Sceneryの中です。したがってX-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/ということになります。
そのRJFUの中に作成した「saikoro.obj」ファイルをいれます。
(X-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/saikoro.obj)
objectsフォルダを用意するなら(X-Plane 10/Custom Scenery/RJFU/objects/saikoro.obj)となる。

準備が出来たら、WEDを起動します。

WED


始めてWEDを起動するとき、X-Planeアプリのフォルダを指定する必要があります。その為に1をクリックしてインストールしたX-Plane本体のフォルダを指定します。
ウインドウには、自分が作成した空港のファルダ名が表示されていると思います。上では「RJFU」という項目がそれです。今回は先にこのファルダを作成していたので、ここに表示されていますが、ここでそのファルダを作成することもできます。2番のところの「NEW SCENERY RACKAGE」をクリックしてフォルダ名を変更して作成します。そうすると先ほどと同じディレクトリに追加されます。どちらでも好きな方法で。

※ちなみに、削除する場合は面倒でも、手動でフォルダから削除するしか方法はありません。

「RJFU」を選択して3番のOPENをクリック。WEDのウインドウが開きます。


空港のデータをインポート Importing Airport Data
「RJFU」を指定して開いても、最初は中央のところには何も表示されていません。デフォルトの長崎空港のデータを読み込む必要があります。インポートを実行する為に [File] メニューを開き、 Import apt.dat をクリックします。インポートするapt.datファイルを選択するように求めるダイアログ ボックスが表示されます。
X-Plane 10/Resources/default scenery/default apt dat/Earth nav data/の中のそこにある「apt.dat」ファイルを選択します。これによりX-Planeに入っているデフォルトの空港のデータを読み込むことになります。

Open


そのファイルを選ぶと、ずらりと沢山の空港の一覧が表示されます。自分が開きたい空港をインポートするために、テキストボックスのラベルが付いたFilter(ダイアログ ボックスの上部)に、空港のICAO識別子(例えば長崎空港は:RJFU)をタイプします。出てきた空港を選択してから、Importをクリックしてください。

Import apt.dat

これで、指定した空港に関するすべての既存のデータが、プロジェクト内に読み込まれた状態になります。

_Applications_X-Plane 10_Custom Scenery_RJFU_earth.wed.xml

①に、作成したobjファイルが表示されています。これを選択すると、②のボタンが自動的にハイライトされます。
①の下のスペースには、そのプレビューが標示されています(この場合は、テクスチャを貼っていない場合なので、濃いグレーの四角になっています。テクスチャが貼ってあれば表示されます。ドラッグして他の面も表示できます)。③の位置(配置する位置)をクリックするとその saikoro.obj が配置されます。
④にその配置されたファイル名が表示されます。削除する場合はこれを選択してdeleteキーをクリック。その下の別枠にはその情報が標示されています。headingでは細かい角度の設定もできます。
これで滑走路のスタート地点より少し先に saikoro.obj が配置されました。これで完了です。

後は、File→Export Scenery Pacをクリックして出力します。このファイルはX-Plane 10/Resources/default scenery/RJFU/フォルダの中に「Earth nav data」という名前のフォルダで出力されます。

RJFU
この中には2つのファイルが入っています。


早速、X-planeを起動して確認してみましょう!
何も表面のテクスチャ画像が貼られていないグレーのサイコロが滑走路の真ん中に出現します。後は、これに画像を貼ってそれらしく作成すれば完成となります。
テクスチャマッピング編を完了していたら、画像が表示されているはずです。

X-Plane 10.25r1

これで、すべて基本編完了です。
シーナリー作成には他にも色んな方法があるようで、3Dのオブジェクト作成も大変ですし、敷居が高いというのが実感で、仲々奥が深いものになっています。その分、人がやらないことに挑戦するおもしろさもあってやる気にもなりますよね。
是非、こんな方法もあるというようなご意見お聞かせ頂きたいですね。


  1. シーナリー作成の為の準備
  2. Blender 2.6 XPlane2Blenderプラグイン
  3. Blenderで3Dオブジェクトの作成
  4. テクスチャマッピング
  5. WEDアプリで配置(このページ)
  6. OverlayEditorで配置

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