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Intel Mac の外付け起動ディスク作成方法
(システムバックアップ)
PowerPC搭載のMacでは、ファイヤワイヤ接続した外付けドライブから起動することが出来るのはよくご存知のことと思いますが。これが、IntelMacの場合PowerPCと同じ方法で起動することができません。フォームウエアがEFIだからです。 IntelMacを外付けで起動するには、外付けハードディスクにOSをインストールする際のディスクパーティション方式を『Appleパーティション方式』から『GUIDパーティション方式』に変えればインストールが可能となります。(GUIDパーティション方式とはEFIで使われるディスクパーティション方式の事)
USB2.0やファイヤワイヤによる外付け起動
外付けの起動ディスクを作成する方法は、まずファイヤワイヤ(IntelMacはUSB2.0でもよい)で接続された外付けハードディスクを用意します。IntelMac用のインストールディスクで起動したら、ようこそMac OS X インストーラへという画面がでたところで、上のメニュウーからユーティリティ→「ディスクユーティリティ」を選択起動します。



上図のように左側から対象ドライブを選択(同じドライブが2つ表示されるが上の段のドライブ)すると『パーティション』タブが表示されます、それをクリックすると下の中央付近に『オプション』ボタンが出てきます。(下図)↓


その『オプション』ボタンをクリックすると新しいメニューが出てきます。 その中の『GUIDパーティションテーブル』を選択しOKボタンをクリック。その後、パーティションを作成ボタンをクリック。ディスクが新しくフォーマットされます。 これでディスクに新規インストールできるようになるのでディスクユーティリティを終了してインストールを続けます。いままでインストールできなかったファイヤワイヤ接続の外付けドライブにインストールできるようになっています。 この方法を使うと、ファイヤワイヤ接続した外部ドライブの他にUSB2.0接続のドライブからでも起動が行えるようになる。ドライブがセルフパワーかバスパワーかも問わないようです。IntelMacではUSB2.0で接続したiPodなどにインストールした外部OSからも起動する事も可能となっているそうです。(試していません) (※ファイヤワイヤ接続でインストールしたハードディスクをそのままの状態でUSB2.0接続にすると認識できなくなる。やはりUSB2.0接続の状態でインストールする必要があるのだろうか?) 更に『GUIDパーティション方式』に変えた場合パワーPCのMacではディスクを認識できなくなります。
パワーPCのシステムのバックアップ
システムごとのパックアップは、コピーしただけでは起動ディスクとしては認識されない。 不可視ファイルや、様々なシステム関連のファイルがコピーだけでは移動されないからです。 システムのバックアップには、ソフトやユーティリティを使うということになります。大まかには、システム付属のディスクユーティリティを使うという方法と、フリーウェアのソフトなどを使うということになります。

Mac付属のユーティリティを使ったシステムのバックアップ

パワーPCの場合、起動できるようにするにはバックアップ先のディスクはファイアワイア接続のハードディスクが必要です。(Intel Macの場合はUSB2でもOK) ユーティリティを起動→復元をクリック→ソース欄にバックアップしたいシステムの入ったディスクをドラッグする。復元先の欄に保存する先のディスクをドラッグする。復元ボタンをクリックでOK! 容量にもよりますがだいたい2時間以内で起動できるシステムのバックアップができます。

SuperDuper! 2.1.3 を使ったシステムのバックアップや他のフリーウエアーなどもあるようですがMac付属のユーティリティで充分まにあいます。
SuperDuper! 2.1.3ダウンロード http://www.macupdate.com/info.php/id/13803