MacでXcodeをインストールしないでgitを使えるようにする

MacでXcodeをインストールしないでgitを使えるようにする

最近何故か度々以下の警告が出るようになった。

この表示が出て「インストール」をクリックするとサイズがものすごく大きいから延々とXcodeのインストールが開始される。

Xcodeをインストールすれば簡単に解決するのだが、インストールに時間がかかるし、ハードディスクも圧迫する。Xcodeなしでgitをインストールすれば問題解決となる。

一応 git がインストール済みか確認する

以下のようにgitコマンドを実行してインストールされていないのを確認。

$ git --version

Gitのバージョン番号でなく、下の画像のような警告ウィンドウが表示され、コマンドライン・デベロッパーツールをインストールする必要があるとなっている。

ここで「インストール」をクリックするとXcodeがインストールされることになる。このXcodeアプリ、容量が大きく時間がかるので、Xcode無しでインストールする方法を検索。

Macにインストール

いくつかの方法でGitをMacにインストールできるようだ。
そのうち最も簡単なのは、Xcode Command Line Toolsをインストールすることらしい。

① まず Command Line Tools をインストール

XcodeをまるまるインストールせずにHomebrewをインストールすることによってgitが使えるようになる。

Homebrewがなぜ必要なのかは、Xcodeに付いてくる、Command Line Tool for Xcodeなるツールが必要だということ。
こんな感じのコマンドを打ちます。

$ xcode-select --install

すると、ダイアログが開きます。

ここで「インストール」を選択し、規約が表示されたら「同意する」をクリック。

そのままインストーラが進んで、お目当てのCommad Line Tool for Xcodeがインストールされる。
時間的にもXcodeをインストールするより早い!ここでは13分と出ている。

完了ボタンを押す。

② 続いて Homebrow をインストール

以下のコマンドを実行。

$ brew install git

以下のようになったら完了。

③ 最後に git のバージョンを確認

最後に以下のコマンドでgitのバージョンを確認。

$ git --version

git version 2.39.5 であることがわかる。