「サイトが古いバージョンのPHPを実行」という改善項目は、サーバーのPHPバージョンが古い場合に表示される。
なお、PHPのバージョンが非常に古い場合は、致命的な問題としてPHPのバージョンが低いと表示されるようになる。

たとえば、数年前に構築したWordPressをずっと放置してると、PHPのバージョンが古いままになっていていることがよくある、このサイトも同じ状態だった。
PHPが古すぎると、WordPress本体やプラグイン・テーマが最新バージョンにアップデートできなかったり、バージョンアップすると不具合が起きることもあるので、その場合はサーバー側でPHPのバージョンも最新に上げる必要がある。
目次
PHPのバージョンの変更方法
この変更はサーバーの管理画面からPHPを最新バージョンに変更する。
(※)万一不具合が起きた時に戻せるように変更前のバージョンはメモしておと良いらしい。
PHPの推奨バージョンは現時点で8.3以上。
コアサーバーでは、サーバーにホストされた全ドメイン共通のPHP設定が変更と、ドメイン毎にバージョン変更する2つの方法がある。
ここではドメイン毎に個別にPHPのバージョンの変更を行う。
CORESERVERでのPHPのバージョン変更
V1プラントV2プランで説明が違うので注意!ここではV1プランの説明になる。
PHPのバージョンを変更する方法です。設定したドメイン毎にバージョン指定できます。
1.左メニューの「サイト設定」をクリック
コントロールパネルに「ログイン」後、左メニューにある「サイト設定」をクリックします。

2.「設定変更」アイコンをクリック
PHPバージョン変更を希望するドメインの右にある「設定変更」アイコンをクリック。
一つずつしか変更できない。
それぞれ現在のPHPバージョンを確認できる。

ここでは一番上のmalon.corsev.comのPHPバージョンを8.0から8.3に変更してみる。
3.PHPのバージョンを選択して、「サイト設定を変更する」をクリック
- PHPのバージョンを80から83に変更
- 「サイト設定を変更する」をクリックします。

4.設定変更が完了

サイト設定の変更が完了しました。
右上の「×」をクリックしてウィンドウを閉じます。
5.PHPのバージョンを確認
設定したバージョンが83に表示されているので設定が完了したことになる。

これで完了。
WordPressで再度確認
WordPress管理画面にログインしてから、左側のメニューから ツール > サイトヘルス を選択。
「情報」タブをクリック。

下に行って「サーバー」タブをクリック。

PHPバージョン 欄に、現在のPHPバージョンが表示され、確認することができる。

バージョン変更が更新されない場合はキャッシュを空にする必要があるかもしれない。その上再度リロードする必要があるかも。
更新がうまくいくと「サイトヘルス」での警告が出なくなるはずである。